量や頻度はどうする?餌の与え方

レオパを飼育して、まず疑問に思うのが食生活に関すること。どのくらいの量をあげればいいのか。頻度はどうすればいいのか。

結論をいうと、これだ!という絶対的な答えはないです。レオパの数だけ食べ方のスタイルがあると思ってください。

人間だって同じです。みんな食べる量は違うし、朝食を摂らないなど頻度も違います。

ですから、餌をあげるときにレオパをよく観察して、何匹食べたか、満腹になったときはどんな態度を取るかなどチェックしてください。

あげる頻度も、はじめは毎日あげてみて、二日に一回しか食べないなと思ったら頻度を落とせばいいのです。

また、量や頻度は成長の度合いや季節、餌の種類といったところに大きく左右されます。ベビーは成長するためにたくさん食べますが、アダルトになれば食欲が落ち着きます。

暖かい季節は代謝が上がるので食べる量が増えますが、寒くなり気温が下がると食べる量も減ります。ですので、環境やレオパ自身の変化に合わせて、日頃から食べ方のチェックをするようにしてください。

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餌のあげ方

餌のあげ方は大きく分けると二種類あります。ひとつは置き餌、もうひとつがピンセットによる給餌。

置き餌というのはケージ内の餌を放置しておくやり方のこと。レオパは動かない餌を認識しづらい傾向にあるので、基本的に生き餌を使います。手間いらずであり、餌を捕獲するレオパ本来の姿を観察できるのが魅力。

レオパが食べ損ねた餌は、隙間に隠れたり脱走する可能性があるので、時間がたったら回収しておくのがベター。放置されたコオロギが、レオパに噛み付いてケガをさせることもあります。ミルワームなどは深めの餌皿を使えば、逃げ出すこともないので、長時間置き餌に使えます。

ピンセットによる給餌の利点は、食べた餌の量を把握しやすいこと。

動かない餌であっても、ピンセットをレオパの前で揺らしてやることで、餌と認識させてやることができます。そのため、冷凍餌や乾燥餌、缶詰、人工餌などは、この方法で与えることになります。

先端が尖った金属製のピンセットは、レオパが勢い良く噛み付いたときに口内をケガさせる危険性があります。先端が丸いものを使うか、竹製のピンセットを使うようにしましょう。

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